牛黄(ごおう)について

牛黄(ごおう)について

 牛黄(ごおう)とは、牛の胆のうまたは輸胆管内に病的に生じた結石のことで、人間でいう胆石にあたります。『牛千頭に1頭の割合でしか発見することのできない』たいへん貴重な生薬です。神農本草経の上品に収載されています。
 
☆牛黄の主な作用
○強心(どうき、むくみ、めまい)
○鎮静(イライラ、不眠)
○解熱(風邪やインフルエンザの発熱)
○抗炎症(のどの腫れや痛み)
○抗ウイルス(風邪、ウイルス性肝炎)
○鎮痙(けいれん、ひきつけ)
○血圧降下(肩、首筋のコリ、頭痛、のぼせ)
○肝臓保護(疲労倦怠感、二日酔い、肝炎、肝機能障害)

 牛黄(ごおう)は高血圧、過労による息切れ、動悸には非常によく効くということです。三週間から二三ケ月連用すると、階段の昇り下りが楽になった、体が軽くなったという報告もあります。また、肝臓の解毒機能を高め、二日酔いを防ぐために大変良いということです。気管支喘息の人に小青龍湯と牛黄を一緒に使うと小青龍湯の場合だけよりも自然治癒力を高め効果が優れているということです。

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