ご飯は太るから食べない [ダイエット]

ご飯は太るから食べない

ご飯は太るから食べない、という間違った認識が多くの日本人のダイエットを失敗させています。ご飯は理想的なダイエット食なのです。その秘密はご飯に多く含まれる難消化性デンプン質(アミロース)にあります。

難消化性デンプン質を多く含み、消化されにくいので太りにくい……ご飯の主成分は炭水化物(でんぷん)であり、およそ全体の3/4を占めます。ご飯のでんぷんはアミロースとアミロペクチンという2種類から成り、そのバランスがご飯の味の良し悪しを決めると言われています。アミロースが20%弱のものがおいしいようです(コシヒカリやササニシキがこのバランス)。このアミロースが難消化性であり、糖として吸収されずに食物繊維のような働きをします。

一方、タイやフィリピンなどの東南アジアの国々は、日本の60年代のバランスを保っています。そして、二つめの下の表をご覧ください。これは成人病による死者(人口10万人対)を示すものです。糖質(デンプン)すなわち米をしっかり摂り、脂質の摂取が低いアジアの国々(そしてかつての日本)が3大成人病の発生が極端に低いことが分かります。一方、日本のそれは欧米の成人病の発生を確実の追いかけています。成人病が食源病と呼ばれる所以です。

ご飯をしっかり食べ、副食(おかず)を減らすことで、確実にダイエットと成人病からの離脱を得られるのです。簡単でしょう? そしてたいへんな勘違いをしていたと思いませんか?

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